「100の質問」にも書きましたが10月刊行の予定でつぎの新著を出します。
上村以和於著『仮名手本忠臣蔵』 慶應義塾大学出版会 定価2100円
10月17日配本予定
昨年1年間『演劇界』に連載した「平成(いまよう)忠臣蔵論」に大幅な増補をしました。『仮名手本忠臣蔵』を読み解きながら、日本人にとって忠臣蔵とは何かを考えようというものです。一種の日本人論でもあります。
解説書でも名作案内でもありませんが、この本で「忠臣蔵」の面白さを知ったという方が出れば、それもまたウレシイ話。読みようによって、難しくもやさしくも読める本。
連載中愛読してくださった方もどうぞ。