随談第164回 2回目の新年(ごあいさつ)

あけましておめでとうございます。

このブログも2回目の新年を迎えました。大晦日ぎりぎりの時点でのアクセス数が44303、一年前の同じ時点で9104でしたから、尻上がりというよりも、段階的に増えていく様子が、数字の上からも実感できます。数字は反響のバロメーターでしょうから、一度でも二度でも読んでくださった方には、ましてリピーターになってくださった方には、御礼を申し上げなければなりません。まさしく、お陰様、です。

もちろん、数字さえ多ければいいというものではない。一度数字が増えると、ついいつもそれを求めるような気持になったりする。こういうことを書くと数字が跳ね上がる、などといったことが読めるようになったりする。それは必ずしも悪いことばかりではないが、しかしそればかりを考えるようになったのでは、何のためにこのブログを始めたのかわからないことにもなる。数字にかかわりなく、書きたいこと、書かなければならないことも、当然、あるわけです。しかしいつとはなしに、少し型にはまってきたかな、という気もします。

「随談」というタイトルをつけたのは、随想とか随筆とかいうのをもう少し自在・自由に、という心からでしたが、「観劇偶談」とか「スポーツ随談」とか、サブタイトルをつけたのは、なるべく話題を多岐にわたらせたいという考えからです。去年から「時代劇映画50選」だの「昭和20年代列伝」だの「隋談随筆」だのと、新しいシリーズをぼつぼつと始めたのもその考えからですが、本当はまだまだいろいろアイデアというか、書きたいテーマはあるのです。しかしブログばかり書いているわけにもいきませんから、タイムリーなものと、時勢にかかわりないものと、適当にミックスさせながら、ということにならざるを得ません。

それにつけても、10月末に「新庄剛史小論」というのを書いて、忙しさにかまけて半月ばかりそのままにしておいた間に、アクセス数がそれまでの倍もの勢いで跳ね上がっていたのには、フームと唸りました。この辺が、ブログが生き物だというオモシロサであり、オソロシサなのでありましょう。

ともあれ、これが新年のご挨拶がわり、今年もよろしくご愛読ください。できたら、ご吹聴ください。

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